伝説の馬

数年に一度、とんでもなく強い馬が現れます。

単勝オッズは1倍台前半。

絶対的な本命馬です。

そうした馬が出走すると、予想する側にとってもラクです。

その馬から買っていればだいたい当たるでしょう。

しかし人気が高いがゆえに配当も安く、大当たりというわけにはいきません。

穴党の人は、こうしたレースでも本命馬が負けるケースのことを考えます。

実際、絶対的な本命馬が負けるケースは過去にも例があります。

98年スプリンターズステークスのタイキシャトル、05年有馬記念のディープインパクトなどは、後になって思えば負ける要素の準備されているレースでした。

タイキシャトルは馬体重が異常に増えている状態でしたし、ディープインパクトは初の古馬対決で出遅れ癖の不安もありました。

このような本命馬が負けた時に馬券を取れるかどうかが、穴党にとっては腕の見せ所。

予想も楽しいでしょうし、当てた時のリターンはとても大きくなります。

しかし本命党の人の怒号もすさまじいものです。

やはり人数が多いので、負けた時は関係者への風当たりが強くなります。

人気馬を扱えることはとても幸運なことですが、同時に相当なプレッシャーに耐えなければならないことも意味します。

絶大な支持を得て、その人気に応えられる馬こそが伝説となる名馬となれるのです。

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