勝率か回収率か
競馬の予想で勝率5割を超えることはプロでも難しいことです。
もしあなたの周りに勝率が5割を超える人がいたら、それはプロ並みの実力を持つ予想家だと思ってよいでしょう。
でも競馬で重要なのは、勝率ではありません。
確かに当たる確率が高いのはいいことですが、もっと重要なのは回収率です。
根本的な問題として、10回中5回勝っていても収支がマイナスなら意味がありません。
10回中、2回か3回しか勝っていなくても、その時のプラスが大きくてトータルもプラスになるならば、そちらのほうがよいのです。
この基本的なことを分かっていないと、悪徳競馬会社に騙されてしまうでしょう。
悪徳業者の広告では、「勝率100%」「絶対当たる」などという言葉が踊っています。
しかし、SF映画の世界のように、未来人がやってこない限り勝率が100%なんてことはあり得ません。
競馬は落馬や不利など、不確定要素が常にある競技なのです。
たとえ予想会社が本当に高い勝率を誇っていたしても、それにはからくりがあります。
馬券をたくさん買えばいいのです。
極端に言えば、単勝を全通り買って外れ馬券を隠してしまえば「勝率100%」と言ってしまえるのです。
ですから、広告で勝率をアピールすることは、本来はまったく無意味なことなのです。
それでも騙されてしまう人がいるから、その宣伝文句を使っているというだけです。
重要なのは回収率です。
たくさん当たってもトータルで100%を超えなければ損をしたことになります。
一定期間で区切って、その期間内で結果を出している会社は信用できる会社です。
中長期的に見て結果を出せない会社は失格。
そういった会社はよく言い訳をします。
「次は当てます」「見ていてください」。
連続して外しているのにそんなことを言っている会社なら、利用するのをやめて他の会社を探してください。










